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『ながしまの まんげつ』

定価:1500円+税
出版社:小学館

2016.05.01

『ながしまの まんげつ』

 林家彦いちさんは、創作落語を得意としている人気の落語家です。これまでいくつもの新作落語を生み出して落語家としての活動をする一方で、漫画の監修やアイデア協力、本の出版など、さまざまな方面で幅広い活動を展開しています。
この絵本は、そんな彦いちさんの創作落語のひとつ、『長島の満月』を絵本化したものです。
『長島の満月』は、昭和44年(1969年)生まれの彦いちさんの、故郷・長島(鹿児島県の離島)での体験から生まれた自伝的落語で、離島と世間一般との生活や常識のズレが、面白おかしく語られています。
 この作品を、今回はクレヨン画絵本作家の加藤休ミさんが絵本化しました。クレヨンとクレパスを使って描く彼女の作品は、どこかノスタルジック。迫力満点でリアルな食べ物の画にも定評があります。
この本には“なんにもないけど、なんでもある”――街とはちがう、“島の当たり前”が、少年の視点で描かれています。それは、例えば、島の学校の水泳の授業や給食、島に登場した初めての信号機などなど……。ちょっぴりびっくりするけれど、思わず笑顔になってしまうエピソードが詰まっています。
絵本化に当たり、加藤さんは実際に長島まで足を運んで取材を敢行。島の豊かな自然と大らかに生きる島の人々に実際に触れたうえで絵本の創作を始めたとのこと。ユーモラスでありながら力強い画からは、そんな加藤さんの熱い想いが伝わってきます。加藤さんならではのおいしそうな食べものの画も一見の価値あり!
どこか懐かしくて、読後、心がほんわか温かくなる一冊です。

文:山津京子

お問い合わせ:小学館 03-3230-5435(編集)03-5281-3555(販売)

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